AB「どうもーーー」
A「最近ハマってることがありまして、究極の選択ってあるじゃないですか?あれにはまってるんですよねー」
B「カレー味のうんことうんこ味のカレーどっちがいいですか?みたいなやつね」
A「そうそう、うんこ味のうんことカレー味のカレーどっちがいいですか?ってやつね。」
B「いやその二択はコアラとヤブイヌのためのやつなのよ」
A「まぁまぁ、今日はね、オリジナルの究極の選択を考えてきたので付き合ってほしいんですよ」
B「なんか不安だなぁ」
A「そんなこと言わずにね、じゃあまず第一問」
B「うん」
A「100億円貰える代わりに一生うどんしか食べれません、これどうしますか?」
B「うわっ100億円なんてあったら一生遊んで暮らせるじゃない。そのためならうどんくらい我慢できるよ、じゃあ100億円かなぁ」
A「守銭奴か。お金がそんな大事と。いやぁ世の中にはお金で買えないものもあるんだけどなぁ」
B「うるさいな、じゃあうどん。でもずっとうどんか。これはカレーうどんとかアレンジしていいの?」
A「それはダメだねぇ」
B「じゃああったかいスタンダードなうどんってこと?それとも冷やしうどん?」
A「いや、皿うどんですね」
B「皿うどん?!?!皿うどんのことあんまりうどんって呼ぶやついないけど大丈夫?でもこれはさ、あんかけがついてるってことだよね。それなら割とありかもなぁ」
A「いや、麵だけです」
B「え、麺だけ?」
A「硬い麺のみです」
B「ぱりっぱりじゃないか。だったら100億円はあきらめるよ。さすがにおじいちゃんになってまで皿うどんあんかけなしはきついよ。口の中血だらけよ」
A「あーなるほどなるほど、お金よりも食べ物をとると、そういう選択とるのね。おもしろいねぇきみ」
B「すごい鼻につくな、じゃああなたはどうなの?」
A「僕は100億円もらって」
B「うんうん」
A「うどん以外のものも食べるね」
B「えっおい」
A「これはね。モラルの問題なんですよ」
B「話が違うじゃねぇかよ」
A「じゃあ逆に聞くけど、うどんしか食えないって何?ずっと監視されてるの?」
B「そんなこと言ったら100億円どこから出てくるんだよ」
A「だからね僕は100億円貰います、で、ありがとうございますって下北沢駅駅で別れて」
B「下北沢にいんのかよ!!!!!!」
A「まだ11時かぁそろそろ小腹が空いてきたしどっか入るかなぁ」
B「おいおいなんか小芝居始まったぞ」
A「吉野家あんじゃん。はいるか。ネギ玉牛丼特盛にしよっと。やっぱこれだよなぁ旨いわ」
B「普通に牛丼食べてるやん」
A「ごちそうさまでした。隣にコメダ珈琲あるやん、ちょっとゆっくりしてこー。」
B「なんだこいつ」
A「モラルの問題ですからねこれは、僕は割と楽観的な性格なので、なんかうどんしか食うなとか言われたけど、まぁいっかってね。まぁね真面目な人はね、一生皿うどん食うのかもしれないですけどね。うどん以外食ったら法律で罰せられるとか言ってないからね。課せられたルールをどう捉えるかってのはね。ココを使おうよって話だよね」
B「イキリ一休さんじゃねぇかよ」
A「じゃあもう一問だそうか」
B「今度こそちゃんとしたのだせよ」
A「ゲロ味のもんじゃともんじゃ味のゲロどちらかを食べないと目の前に監禁されたあなたのお母さんは殺されます」
B「見た面どっちも一緒だろ」
A「どちらを食べますか?」
B「はいはい!どうせあれだろどちらも食べずに自分の力で母親を助けます」
A「はいダメ、もう食わなかった瞬間に首バーンよ、ママ二秒で処刑されるから」
B「いやでm」
A「ダメダメ、即射殺。助け出そうと走り出した瞬間に足を踏みしめた瞬間に殺害」
B「えーーもうじゃあゲロ味のもんじゃそれでいいよ」
A「うっわ汚っこいつ。くっさっ」
B「もう無視します」
A「僕はね」
B「聞いてないのに言い始めた」
A「どっちも食べません」
B「でたよ…そのスタイル」
A「あのね、僕はあんまりねお母さんと仲良くないんですよ、だからまぁいいかなって」
B「えっ…?!そゆこと?怖っ」
A「それにねお母さんもそんな汚いモノ食べてまで、助けられたいのかって話ですよ」
B「怖い」
A「子供がね、自分のためにゲロ関連のもの食わされてるわけですよ。そんなことさせてまで、生きたいのかって。本当に子どものことが大事ならね、死を選ぶと思いますよ。」
B「子供がそれを言うな」
A「だからこれはね信用問題の話なんですよ。親がどれだけ自分のことを考えてるのか。だkらねお前はゲロ味のもんじゃを食うって選択をしたわけだよね。」
B「まぁまぁ不本意だけどね」
A「それはねやっぱり親を信頼してないってことですよね。普通だったら親は子供を苦しませるぐらいなら迷わず死を選ぶんです。だから、その親の勇気に答えるためにも僕は…どちらも食べません!!って大きな声で叫ぶわけですよね。そしたら周りにいたサラリーマンの人とか、学生がね、みんなその勇気に拍手を送るわけです。」
B「えっどゆこと、どこにいんの」
A「そして、両親の亡骸を抱きながら下北沢駅を後にするわけですよ」
B「また下北沢かよ!!もういいよ」
AB「ありがとうございました」